トークダイジェストではトークのクライマックスを簡単に紹介しています。
エアコンが多すぎてわかりません
お客さまは、エアコン購入をご検討中のようです。。
通常会話のフェーズ
- エアコンを見に電気店にいきましたがどれを買えば良いのかわかりません。
-
エアコンを探しているのですね。候補はありますか?
- お掃除機能付きの有名な○○は良いと思いました。
-
よく売れているそうですね。お掃除機能が良いですか?。
- はい、健康上も良いと思っています。
-
お掃除機能についてはご存知ですか?
- カビなんかも防止してくれるのでしょうか?
-
それでは詳細に説明させていただきます。
説明のフェーズ
こちらのお客さまは、お掃除機能付エアコンの購入を検討しているようです。
ここではお掃除機能付エアコンやノーマルエアコンをお持ちの方もいらっしゃいますので、どちらかが悪いということを伝えているのではないことをあらかじめお伝えします。
エアコンで関心が強い内容は次の通りです。
- 電気代
- カビ
- ホコリ
電気代が一概に言えないのは、吹き抜けか個室かということで大きな違いがありますので設置場所によるところもあります。
カビについては、冷房使用時の結露がカビにつながりますので冷房を使う限り発生します。また調理の蒸気などエアコンに届く栄養がありますので換気などの条件も影響を与えます。使用後の自動乾燥機能を使わない場合ではカビを抑制しませんので、自動乾燥機能を使った場合と比べてカビが生えやすくなります。
ホコリについてはカーテンや絨毯、洗濯物が部屋にある場合は溜まりやすくなります。物が少ない部屋ではホコリは溜まりにくいです。
電気代、カビ、ホコリの中でお客様が一番気にするのはカビです。カビを抑制する機能はノーマルにもお掃除機能にもついていることが多いです。一方、ホコリとりはお掃除機能付が対応しています。ホコリ取り機能は屋外にホコリを飛ばすタイプとダストボックスに回収するタイプがあります。
ダストボックスに回収するタイプは、ホコリがあふれる前にダストボックスをはずしてホコリを取り除く必要があります。このことからお客様によっては「結局、ホコリを取るのならノーマルと変わらないじゃない」と思う方もいます。ホコリを外に出すタイプは、より複雑なことが多く同じお掃除機能付きでも追加料金が発生することがあります。
これらを総合的に考えますと、よっぽどホコリ取り機能が必要と感じない限り、ノーマルが良いと思います。ノーマルの良さはお部屋の容積に合わせて選ぶことで、冷暖房機能に差がないことと価格がお掃除機能付きと比べて安いことです。
さらにノーマルエアコンの洗浄料金もお掃除機能付きと比べて安いので、仮にエアコンの寿命が10年して毎年洗浄したとしてもコストを抑える結果となるでしょう。自動乾燥機能を使えばカビの発生は、ノーマル、お掃除機能付きともにほぼ変わらないので低価格の分だけ心置きなく自動乾燥機能を使うとよいでしょう。
するとカビを理由とした清掃サイクルには差がでないことになりますので洗浄料金の安さが光ります。また比較的安いので洗浄をより気軽に利用しやすく健康管理の面でも有利であることでしょう。
以上の理由から総合的に判断しますとノーマルエアコンをおすすめします。しかし、購入は自己責任でお願いします。
